WordPressのサイトのアドレスを変更してエラーページが表示されて、管理画面にもログインできなくなってしまった時の対処法をご紹介したいと思います。
エラーページが表示されて管理画面にもログインできなくなってしまうと大抵の人は焦ってしまい、「何か適当にファイルをいじる」行為をしてしまいがちですが、それは一番やってはいけないことで、下手すると違う部分にエラーが発生する二次災害に発展してしまいます。
なので必要なファイルだけ編集するようにしましょう。
WordPressのどこのアドレスを変更するとエラーページが表示されるのか
まずどこを変更するとエラーページが出てしまうのかを確認しましょう。どこをへっこうしたからエラーページが出たと言うのが分かっていないと、また同じエラーを発生してしまう恐れがあります。
WordPress管理画面の「設定」→「一般」の赤枠の部分を間違って消してしまったり、URLを変更してしまったりするとエラーページが表示されます。
WordPressのサイトURLを変更したい場合はドメインを取得して、データベースやファイルなどを編集してからでないと変更ができないので、いきなりWordPress管理画面からは変更ができません。
「WordPressアドレス(URL)」を変更すると、管理画面までエラーページが表示されるので、ログインが出来なくなります。「サイトアドレス(URL)」だけ変更するとトップページがエラーページになりますが管理画面へのログインは可能です。
「サイトアドレス(URL)」だけの変更であればWordPressの管理画面から元の状態に戻すことが可能ですが、「WordPressアドレス(URL)」だけは変更してはいけません。
WordPressアドレスを変更してエラーが出た時の対処方法
もし「WordPressアドレス(URL)」を変更してエラーが出て管理画面にもログイン出来ないようになった場合は、直接ファイルを編集して元に戻すことが出来ます。
FTPから「wp-config.php」のファイルに
define( ‘WP_SITEURL’, ‘自分のサイトのURL‘ );
を追加します。この方法でWordPressの管理画面にログインすることが可能になります。
赤文字の部分は自分のサイトの元のURLを入力してください。
wp-config.phpのファイルの場所はどこにあるの?
やり方は大体分かったけどその「wp-config.php」って言うファイルはどこにあって、どこから編集すれば良いのかと言うのを説明していきます。
なお今回説明する方法はエックスサーバーを利用していると言う程でご説明していきますが、エックスサーバー以外のサーバーを利用している場合でも要領は同じです。
エックスサーバーのインフォパネルにログインして赤枠で囲っている「ファイルマネージャー」にログインします。
自分のドメイン名のファイルが表示されますので、それをクリックします。
ファイルが沢山出てきますので、その中の「public_html」をクリックします。
「public_html」の中に「wp-config.php」がありますので、チェックを入れて右上の編集をクリックします。
そうするとファイルを編集する画面が出てきますので、上記画像の「編集が必要なのはここまでです!…」より上に先ほどの
define( ‘WP_SITEURL’, ‘自分のサイトのURL‘ );
を追加して編集を完了させます。
そうすると、管理画面にアクセスが出来るようになります。この方法で問題なくサイトの運営を続行することができますが、DBから読み込むはずのサイトURLの情報を「wp-config.php」から読み込むようにしているため、サイトの引っ越しなどをする際にエラーが発生してしまう可能性があります。
DBのサイトURLを変更する方法
こちらは管理画面の「phpMyAdmin」から「wp_options」にアクセスします。その中の「siteurl」と言うデータを探して、編集をクリックします。
そこに元のURLを入力すれば編集は完了になります。
こちらの方は変更しなくてもサイト自体は閲覧も編集も可能です。
まとめ
・もし変更した場合はFTPからの編集が必要
まずは変更しないことが一番重要なのですが、変更してしまった場合は上記説明した方法で直すことが可能です。修正自体はそこまで難しい作業ではなくコピーアンドペーストで終わりますので、焦らずに落ち着いて作業してください。