23日目の日程
23日目この日はジャカルタに来て初めての朝を迎えジャカルタを観光しようと考えていました。しかしジャカルタと言う街は交通が非常に不便で電車も1~2路線しかなく
バスは電子マネーのカードが必要で初日にバスを使用した時はカードがないと言ったらすごい困った顔で駅員さんが持っているカードでゲートをくぐりましたが、出る時のカードがないので出る時に苦労しました。
タクシーを利用するかバイクタクシーもしくはバッジャイと言うトゥクトゥクのどれかになりますが、ジャカルタの交通状況を見るとバイクタクシーで移動するのは勇気がいります。
そんな状態なのでホテルから歩いて行ける「モナス」と言う塔を見に行くと日本語が少し喋れるおじいちゃんに出会います。
※費用についてインドネシアに入ってからお金の桁数が多くなり細かいところは把握できていません。滞在中にいくら使ったかを最後に計算したいと思います。
昼食
上に乗っかりすぎて何かわかりませんがナシゴレンです。インドネシアのナシゴレンやミーゴレンには必ずこのサクサクしたお菓子が乗っています。
モナス
モナスとはこの塔のことでインドネシアが独立した時に建てられた独立を象徴する塔らしいです。そしてこの写真一人で撮影したにしては出来すぎていると思いませんか?そうこれはおじいちゃんガイドに出会った時に撮影してもらいました。
日本語が少し話せるお爺さんのガイド付きジャカルタ
800000ルピア pic.twitter.com/AXH2lH1gbw
— kazumario (@kazumario1214) November 1, 2017
なんでもモナスから60km離れたボゴールと言う街に住んでるらしく毎日電車で通っているらしい。
なんのために通っているのか最初は本当に不明だったが最後に分かった。歯は抜けているし服は少し破れているが日本に住んでいたことがあり日本語が話せると言う珍しいスペックを持っている
最初はガイドとは分からず普通に話しかけてきただけだと思っていた。と言うのもこのモナスと言う場所は塔があるだけでただの公園なのだ。分かりやすく言うと万博公園にある太陽の塔の前や、東京タワーの前でまさか個人のガイドに話しかけらるなんて思わないしそんなパターンは日本には存在しない。
だからこの人も「好きでやってるんだろうな〜」くらいに思っていたが、そんな甘い街ではなかった。
ガイドの内容はこんな感じ
モナスから15分ほど歩いた場所に教会とモスクがありまずそこに行く。
そこからバッジャイを利用して
中華っぽいところに行く
見ての通り写真は各ポイントで何枚か撮影してくれるのでこれは嬉しい。でこの後ビールを飲むのだが、ここまでの交通費(バッジャイ)と各入場料やビール代タバコも定期的にくれと行ってくるので全て僕の支払い。
「分かったこの人はガイドする代わりに飲食代やビールなどその他もろもろを支払ってもらって余生を楽しんでいるんだ」とこの時点ではそう考えました。
ビールを飲んだ後は移動(バッジャイ)して船に乗り
オランダっぽい建物を見て
電車でモナスまで帰ると言うプランである。
このプランは良いしジャカルタの観光を1日である程度できたのと写真撮影もしてくれたので良かった。
ここまでの交通費と電車賃。後写真にはないが夜ご飯も僕の支払いなのでこのおじいちゃんは一切お金を使用していない。まあインドネシアの物価はそこまで高くないのでご飯や交通費などはそこまで高くはない。この日もせいぜい使って2000~3000円くらいだったと思う。
そして「ジャカルタは今日1日で回れるから明日はボゴールに行こう」「ボゴールはいい街だ」「ボゴールには温泉がある」とすごくボゴールを押してくる。なぜここまで明日の約束をしたがるのかも最後に分かった。
そして僕は最後に100000~200000(20000円程)ルピアを気持ちで渡せばそれでいいだろうと勝手に思っていたのだが料金は「11000円だ」と言うので驚いた。しかも日本円でくれと言う
日本円も持ってはいたが日本円を渡すのと11000円払うのが腑に落ちないので「日本円は持っていない」と言いその金額だと厳しいと言うと800000(約6700円)ルピアになった。なるほどだから明日もガイドをしたいのかとこの時に気がついた。
そしてこの金額なら明日はいらないと言うと急に「コーヒー飲みますか?」とコーヒーを買ってきたりホテルまでの帰りのバッジャイをおじいちゃんの支払いで手配したりと急に色々しだすではないか、笑
しかも明日はいいと言っているのに「ボゴールには私の家があるからホテル代もタダ、ご飯代もタダ、ボゴールまでの電車賃と交通費は明日は私が支払う」
そんなこんなで「明日10時にここ待ち合わせで」と言って公園で別れたが、翌日僕がその公園に行くことはなかった。
インドネシア人の平均月収は日本円にして4万円~5万円なのでこのガイド料がすごく高いことが分かる。向こうからすれば2日ガイドして14000円なら月収の3分の1を2日で稼げる美味しい仕事だ。
ちなみにこの手配してくれたバッジャイの運転手も乗る前におじいちゃんがお金を支払っているのに到着すると「少ないあと50000ルピアだ」と騒ぎだす。日本円にして500円以下の金額なので別に支払っても良かったが「ルピア、ルピア」と下を巻いて連呼するその姿がなぜかムカついたので
Google翻訳を使って「乗る前に支払った」「乗る前にその金額で交渉しているので支払えない」と言うとまだ「ルピア」を連呼するのでNOと言って立ち去った。