英語ができないと言う感覚
僕は英語が苦手ですが、今回の旅に出るまで「英語ができない」と言う感覚はありませんでした。日本にも沢山の外国人観光客が訪れますが、旅をする外国人観光客と接することもなければ喋ることもありません。
僕の生活範囲には英語を必要とする場面はなく、それは僕が日本で暮らしていて英語を使う機会が全くなかったから「できないと言う感覚」すら生まれないのです。
今回の旅で痛感しました「あ〜やっぱり英語がこんなにもできないんだな」と
ただ英語はできなくても旅はできます。コミュニケーションがとれないだけで…
ドミトリーで知り合った人たち
ドミトリーとは簡単に言うと二段ベットがいっぱいあるホテルで、かなり安く泊まれる宿のことです。ドミトリーには必ず共有スペースがあり、そこで作業をしたりコーヒーを飲んだりしていると自然と他の人と話す機会があります。
話す機会はあるんだけど「Where are you from?(あなたはどこ出身?)」「What is your age?(あなたの年齢は?)」「how are you?(調子はどう?)」などの中学1年生で習うような英語の質問には幸いにも滞在15日ほどで答えられるようになりましたが、その後は何を話しているか分からないのです。
勉強に来てる中国人の方
はっきりは聞き取れていないのですがおそらく勉強でマレーシアに来ていると言ってたような気がします。
「日本人の友達もいるけど、日本人は皆んな英語がダメだね」と言っていました。
観光で来ていたサウジアラビアの方
「ジャパニーズ、チャイニーズ、コリアンは英語ができない人が多い」と結構幅が広がりました。皆んなできないんだなとちょっと安心しました。笑
観光で来ているアルジェリア人の方
「日本人は英語がしゃべれないのか、じゃあフランス語は?」
もちろんフランス語も喋れる訳がなく…
とまあ見事に喋れないと言うイメージが定着している事にお気づきだろうか?確かに日本で英語がペラペラの人を探すのはプロ野球選手を街中で見つけるくらい難しい。
だけど日本の事は皆んな好きっぽい
「I like Japanese people」「I like JAPAN」「It is beautiful JAPAN」など、日本人と言ったら大体こんな感じで返ってくるので皆んな日本のことは嫌いじゃないみたい。
なので何だか惜しいなと思います。日本人がもっと英語を喋れるようになればもっと仲良くなれるに違いない。